✳︎小児ホジキンリンパ腫の記録✳︎

2016年10月にホジキンリンパ腫と診断された8歳の息子の記録です。

あちこち診察へ(これまでのこと)

1年生の夏休み、夫が

『腫れ、大きくなってない?』

と言ってきました。

確かに、春頃には上を向かないと腫れてるかよくわからなかったものが、今は前から見ても目立ちはしないけど、腫れがわかるくらいになっています。

土曜日だったこともあり、小児科ではなく近所のクリニックにとりあえず診てもらいに行きました。

 

そこで

『顎下腺腫瘍かも知れない。ちょっと急いで検査したほうがいい。市民病院に紹介状書くから、早めに予約を取って診てもらって』と。。。

しばらく様子を見るっていって、のんびりしすぎた!と、焦りました。

急いでと言っても市民病院は混んでいて、すぐには予約が取れず、半月後の受診予約となりました。

科目は耳鼻咽喉科

?と思ったけど、首のところだから、咽喉科になるんだー、と納得。

半月後、夏休みも終わりに近づいた頃に市民病院で受診となりました。

 

受診前に、一通り顎下腺腫瘍について調べました。

調べるほどに気持ちは沈むばかり。

そして受診日を迎えました。

 

市民病院では耳鼻咽喉科でエコー、血液検査などなど。

注射が死ぬほど嫌いな息子は採血でまず大騒ぎ…

フロアに響き渡るほどの声で叫んでました…

これがなければ検査もだいぶスムーズなんだけどなぁ。

この日の診察では、左顎下部に25×16×15㎜くらいのサイズのものが認められました。

顎下腺腫瘍かどうかの確定には摘出術が必要になるけれど、手がかりとしてCT、MRIを撮ることになりました。

 

次はCTの予約を取って10日後に再受診となりました。

CTを撮るということは造影剤の点滴が必要です。

その注射のために2時間、叫んで暴れて抵抗して、、、結局造影剤の点滴を入れられず、後日単純MRIを撮ることになり、その日は何もせずに帰りました。

 

単純MRIはもちろん痛いことも何もなく、しかも技師さんがたまたま知り合いの人で息子も安心できたのか、動かずに1発OK!

がんばりました。

 

後日、検査結果を聞きに再度受診。

MRIの画像を見ると、左の首のリンパのところが

数珠状になっている感じ。

顎下腺腫瘍ではなく、リンパ管腫の可能性が高いのではということでした。

 

確定させるためには切除するのが確実だけれど、1週間ほど入院することになるかも知れないし、傷跡も残ってしまうので、太めの注射器で内容物を取って、検査する方向で話が進み始めました。